PP用アクリル系接着剤 MIGHTYLOCK®(MIGHTYシリーズ)

ポリプロピレン、テフロンなどの素材に対し、強力な接着性を有するアクリル系接着剤 マイティロック®

製品概要

  1. 難接着プラスチックであるポリプロピレンに対し、本接着剤のみで接着できます。
  2. 特別な表面処理の作業が不要となり工数の削減・生産効率UPにつながります。
  3. ポリプロピレンだけでなく、多種多様な材料との接着が可能です。

特性

  • 表面処理工程が不要

  •  
    ポリプロプレン(PP)は、接着時に特別な表面処理を必要とする”難接着プラスチック”として知られています。マイティロック®は、それら表面処理無しでPPへの強固な接着を実現しました。 高価な設備導入や煩雑な工程が不要で、VOCなどの有害ガスも発生しません。生産効率UPや作業環境改善に繋がります。

  • より自由な材料デザインの実現

    PPだけでなく、ポリカーボネート、塩化ビニルなど様々な材料に対し、材料強度を上回るほど強力な接着性を発揮します。当社のせん断試験では、テフロンシートを材料破壊してしまうほどの強力な接着力を確認しています。これまでの常識を打ち破る、より自由な材料デザインを可能にします。

  • カートリッジガンに対応

    37mLカートリッジガンに対応しており、簡便な接着作業性をご提供します。サンプルスケールでは、少量からお気軽にお試しいただけます。

基本物性

シリーズ名称 PP用アクリル系接着剤
タイプ 標準タイプ 柔軟性タイプ
適要 ・PPに対して前処理なしで接着可能
・多くの樹脂材料に対し高い接着性
液・混合特性 名称 活性剤 主剤 活性剤 主剤
G7010 G7010 G7010 G7010
C405-1 C759-2 C431-1 C753-2B
粘度(Pa・s) @25oC 5 10 3.8 26.8
混合比(重量) 1 10 1 10
硬化条件例 23℃×24h 23℃×24h
可使時間(at 25℃) 7 5
接着 せん断強度(MPa)*1 GF-PP:9 SF GF-PP:2.9 SF
樹脂特性 伸び(%) 8 155
弾性率(MPa) 300 6.1
破断強度(MPa) 9 1.9
硬度(ショアD) 51 18

*1 破壊状態標記・・・SF:材料破壊    *2 試験基材・・・電着塗装鋼板

想定用途

  • 自動車内装・外装部品の接着
  • 電気・電子部品などの樹脂材料接着全般の接着
  • 第2世代アクリル系接着剤(SGA)、塩素化PP系接着剤、ホットメルト接着剤等の代替

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担当部門

機能化学品事業部 東日本営業グループ
TEL.03-6218-3841

株式会社イーテック(E-TEC)

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