アクリルフォーム SOFRYL(ソフリル)

貼ったり剥がしたりできる、凄いヤツ

アクリルフォームSOFRYL(ソフリル)とは

アクリル(エマルジョン)を機械発泡し、塗布・乾燥して得られる発泡体です。

  • 乾燥前写真

  • 乾燥後SEM画像

製品概要

  • 気泡同士が繋がった連続気泡構造によって優れた吸音性を発揮します。
  • 優れた緩衝性で衝撃から材料を守ります。
  • 吸着性(自己粘着性)があり、剥がし易くてずれ難く、貼り合わせ作業性に優れます。

用途展開

下記の特性①~③を生かしてSOFRYLは次の用途に展開されています。

  • 吸着雑貨粘着剤(マット類、便座シート)
  • 広告フィルム粘着剤・・・【微粘着/再剥離】
  • 自動車内装材の吸音層・・・【吸音】
  • 自動車吸音部材の通気制御膜・・・【通気制御】
  • 楽器の制振材・・・【制振】
  • 不織布・織布の目止め材・・・【浸透制御(目止め)】
  • モバイル機器の内部緩衝シート・・・【緩衝】

当社では、熱時の圧縮永久歪みが小さいタイプも取り揃えております。

特性① 吸音性

吸音メカニズム
音は空気が振動することによって伝わっていきます。SOFRYL(ソフリル)のような連続気泡構造体に音が入射すると、入射してきた音の振動により、気泡内の空気や骨格部との間に摩擦が生じます。この摩擦により音エネルギーが熱エネルギーに変換されるため、材料を通過する前より通過後の音は小さくなります。また、入射してきた音の振動によって骨格部自体も振動します(骨格振動)。物体が振動するためにはエネルギーが必要であり、骨格部を振動させるために音エネルギーが消費されるため、音エネルギーは小さくなります。 このように音が材料を通過する間に音エネルギーが小さくなる(吸収される)ため、私たちに聞こえる音が小さくなります。

  • 吸音メカニズム

  • SOFRYL(ソフリル) 吸音性能デモ動画

吸音率
吸音率は材料がどの程度音を吸収するのかを数値化したもので、値が1に近いほど吸音性能は高くなります。 SOFRYL(ソフリル)(赤)の垂直入射吸音率は、同じ多孔質吸音材であるウレタンフォーム(緑)と比較して極めて高く、不織布系吸音材(青)と比較しても優れた吸音性能を示します。(下グラフ左参照) また、垂直入射吸音率よりも実用環境下に近い状態で測定を行う残響室法吸音率においても、SOFRYLは優れた吸音性能を発揮します。 (下グラフ右参照)

特性② 緩衝性

一般的なウレタンフォームは低密度にもかかわらず、弾性率が高く反発力が強いため、衝突や落下などの衝撃に対し、材料にダメージを与えてしまうといったデメリットがあります。一方、SOFRYL(ソフリル)はウレタンフォームと比較して高密度なのにもかかわらず、圧倒的に軟らかくて弾性率が低く低反発であることが特徴です。そのため、高い緩衝性を示し、衝突や落下などによる衝撃から材料を守ることが出来ます。

  • SOFRYL緩衝性能デモ動画

特性③ 吸着性(自己粘着性)

SOFRYL(ソフリル)は、表面タック(粘着感)がほとんどないにもかかわらず被着体に貼り付く性質を有しています。 このような性質を当社では吸着性(自己粘着性)と呼んでいます。下記左動画のようにSOFRYL(ソフリル)は剥離力は弱くせん断力が強い特徴があります。よって、剥がし易くてずれ難いため貼り合わせ作業性に優れます。また、粘着シートを被着体に貼る際、通常の粘着剤は空気溜りが出来やすく、貼り付け作業に一定の技能が必要です。一方、SOFRYL(ソフリル)は連続気泡構造体のため、被着体に貼った後でも空気溜りを押すだけで連続気泡を通じて空気が抜けます。この空気抜け効果によって、特別な技能がなくても誰でも簡単に綺麗にはることが出来ます。

  • SOFRYL(ソフリル) 吸着性能デモ動画

  • SOFRYL(ソフリル)の貼り合わせ時空気抜けメカニズム

カタログ・技術資料

担当部門

機能化学品事業部 機能化学品部
TEL.03-6218-3841

株式会社イーテック(E-TEC)

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